激動の世の中で子供たちに何を伝えるか?
こんにちは、こんばんは。 思春期おじさんです。 最近塾の仕事をしていても、子供たちに何を教えればいいのかわからなくなることがあります。 わからないと言ってもまあ当然学校のテストや入試に出そうな事を教えるのですが、こんなことやってる場合なのか?という思いが常にあります。 以前の記事、 日本の企業はどうなる?就職は?いつどこが倒産してもおかしくない でも紹介した通り、今まで当たり前だと思っていた常識が崩れつつある世の中です。 学校制度も変わっていくでしょうし、実際入試制度改革は着々と進められています。 十年ほど前の僕の経験ももはや役に立たなくなっています。 これからも世の中の動きは加速していくでしょう。 これから大人になっていく人たちに、何を伝えればいい? 《学校は従順になるための場所》 以前の記事、 教育は変われないのか~集団授業はもはや成立しない~ 「独学力」のススメ!早く安く大量の知識を手に入れよう。 どうして学校へ行かなきゃいけないんだ?学歴を積めば安心? 学校に行くことは制度に逆らわないことだ でも紹介しているように、 単に勉強して知識をつけるというだけであれば、学校に行くのは非効率的 です。 では、何のために学校にいくのか。 それは社会的に正当な、「真っ当な」人間になるためです。 正しいか間違っているかはともかく、「正しいと信じられる」世の中の一員になるためです。 学歴を積んで社会的信用を得るということ でもありますし、その過程で 人の言うことに逆らわず素直に制度の中にいられるという事の 証明でもあります。 《その正しさはいつまで続くのか》 しかし政府を見ても、民間企業を見ても、向かうべき方向が分かっていないような、どこかちぐはぐな戦略をとっているように思います。 僕は付き合い上、企業の方や役所の人とお話しする機会があるのですが、技術や人の流れの変化に気づかずに (或いは 気づいていながらも ) 何もできずに指を咥えている人が多いです。 (僕もその一人です。対応できていません。) 仕事の外注、雇用形態の変化、ニーズのトレンド、科...