苦手科目を克服する方法。好きこそものの上手なれ
こんにちは、こんばんは。
思春期おじさんです。
受験勉強とかをしていると、苦手科目ってどうしても出来てきますよね。
「自分は文系だから数学が苦手」
「古典なんて役に立たない」
僕はシンプルに古典が苦手でした。
助動詞の活用とか文法的意義とか、全然わかりませんでした。
助動詞の活用とか文法的意義とか、全然わかりませんでした。
逆に苦手とする人が多い理科や数学は割とできました。
はて。
苦手科目ってなんだろう。
考えてみれば、世の中には万人に共通する”苦手科目”というものは存在しないんですね。
僕の得意科目が誰かの苦手科目だったりする。
つまりこの得意・苦手という概念に普遍性はなく、すべて個人の主観に委ねられているのです。
分かりやすく言うと、苦手科目というものは予め存在するものではなく、自分が苦手と感じた科目が苦手科目になる。
要は自分自身で苦手科目を作り出しているんですね。
自分が苦手と思ったものが苦手科目です。
そう思って自分の勉強を振り返ると、古典が得意か苦手か以前に、古典に対してそれほど勉強時間をあてていなかったんですね。
苦手なんじゃなくて、”努力を怠っている”
そして、どうして努力を怠ったのかと考えると結局は”好きじゃないから”という所に行きつく。
好きじゃないから勉強しないし、勉強しないから点数が上がらない、苦手になる。苦手だから楽しくない。
シンプルな話です。
ここまで来たら苦手克服の糸口は掴めています。
要するに、好きになればいい。
基本の文法用語の暗記とかは後回しにして、面白さを感じるトピックに触れたり、この話は興味あるなというものを深掘りすればいいのです。
好きとか嫌いとか関係ない!受験に必要だからやるんだ!というようなストロングハートをもって勉強してきた方もいるとは思います。
受験の為に一直線に努力できる人は別に良いのですが、残念ながら僕はそういう人間ではないのでこれが一番でした。
具体的に言えば、徒然草ばっかりずっと読んでいました。笑
「徒然草がわかる」みたいな解説本を買って、兼好法師ドジだなあ、ああこれは現代にも通ずる感覚だなあ、身に染みるなあ、などと言いながら読んでいました。
受験勉強としては最悪です。
入試に徒然草が出る確率はとても低いですから。
しかし、それによって古典に対する苦手意識はなくなり、文法用語も頭に入るようになりました。
「ここの言い回しはなんでこうなっているんだろう」と思って調べていくうちに助動詞の用法や活用形の事を調べることになる。
興味があって調べ始めたことだから飽きない。
結果的に理解も深まっていたのです。
他の科目でも同じです。
ICOCAって電池もないのに何で動くんだろう、とか調べてみてファラデーの電磁誘導に行きついて、電磁気学を基礎からやってみようかな、みたいになったりするものです。
興味を持つ。それが苦手を作らないコツです。
また、そういった興味を持たせてくれる先生や親が身近にいると勉強が捗ります。
塾の仕事をするときはそういう授業になるようにということをとても意識しています。
《まとめ》
苦手科目は取り組みやすいテーマから入れ。
効率は後からついてくる。
というお話でした。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
感想や質問、お待ちしております。
それではまた!
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