過去はますます遠くなり、未来はますます不確実だ
現代は変化の速い時代だという話はこれまでにも何度かしているのですが(参考:激動の世の中で子供たちに何を伝えるか?
日本の企業はどうなる?就職は?いつどこが倒産してもおかしくない)、
それについて興味深いことを言っている人がいたので記事にします。
日本の企業はどうなる?就職は?いつどこが倒産してもおかしくない)、
それについて興味深いことを言っている人がいたので記事にします。
それがタイトルに冠した、
「過去はますます遠くなり、未来はますます不確実だ」
これはこれからの時代、みんなが肝に銘じておく必要のあることでしょう。
順を追って説明します。
”過去が遠くなる”とはどういうことか。
突然ですが、この記事を書いている2018年現在の10年前である2008年に、日本でiPhoneがここまで流行ると確信していた人はいたでしょうか?
当時はスマートフォンという言葉さえ使っていなかったと思います。
今ではこんなにも一般的で誰でも使えるようになっていますが。
10年でこれだけ大きな変化があるような、新しい言葉が生まれてそれが定着するような、そういう時代なのです。
例えば何百年も同じような農業や漁業をやっていた時代であれば、これは考えられない変化ですよね。
何千年レベルで同じような石器を使っていた時代もあったんですよ。
変化のペースが上がることで、同じ10年でも現代の方が対応すべきことが格段に増えて、その結果10年前の事がものすごく昔の事のように感じてしまうのですね。
それと同じ理由で”未来は不確実”。
10年後にどんなアプリが流行っているのか、全く予測できません。
「今時iPhoneなんか使ってんの?wwww」
ってなっているかもしれませんし。
将来予測は格段に難しくなっていると思います。
変化の遅い時代であれば、経験豊富な年長者の意見というのは、絶大な効果がありました。
気候変化の予兆だったり、狩りのコツだったり、生活の知恵だったり、年配の方の意見は絶対的に正しいものでした。
今は違う。
経験が当てにならない。
年配の方に情報過剰社会の企業戦略なんかを考えてもらうのは難しいのです。
スマホの基本的な操作もできない人が多いですからね。
経験が役に立たない。
だから若者も高齢者にリスペクトがない。
変化を受け入れられない”老害”に見えてくる。
高齢者に助けてもらうという意識は最早無く、世話してあげてるという感覚になる。
福祉がビジネスになる。
それが良いか悪いかということではなくて、必然的にそうなってしまった。
だからといって僕はもっと高齢者を大切にしようぜと言っている訳ではなくて、邪魔な老害は排除しろと言っている訳でも無くて、
この不確実な世の中を生き抜く方法を考えようぜ、むしろ楽しんでいこうぜ、ということが言いたいわけです。
その方が楽しくないですか?
その方が楽しくないですか?
日本で生きている限りはそういった適応が必要ですし、その努力をしたくないのであれば未開の部族村みたいなところに行くしかないですよね。
ああ、あと5年早くこのことに気付いていれば・・・
5年前はもう遠い昔。
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